(服も好きな)60年代大好きっ子のブログ

1960年代を愛する男のブログ。60年代の魅力を伝えるためにブログを始めました。価値のある内容を提供できるよう、日々精進して参ります。

60年代キーワード②アイビールック

こんばんは!

靴下3枚履いて寝る日々を過ごしております😭 寒い!

 

今回のキーワードはアイビールック!テーマが大きくてまとめるのが大変でした 笑。

 

はじめに

60年代はメンズカジュアルファッションが未発達な時代。

 

映画を見ると、男の登場人物はスーツがほとんど 泣。

Tシャツが珍しかった時代ですからね。

 

私の観た限り、今では当たり前のプリントTシャツやジーンズ姿の男が登場する映画はどちらかというと少数です。

 

そんな時代、若者の間で流行ったのがアイビールックです。

 

(アイビー、VANの影響の大きさを感じるインタビュー)

 

アイビールックとは

 

アメリカのIvy league(アイビィリーグ)の学生たちが好んだファッションがIvyです。

 

Ivy leagueとはアメリカ東部の8つの私立大学(ハーヴァード、イェールなど)の間のフットボールリーグの呼称。そこに通うのはアメリカの上流階級の金持ちの人たちです。

 

それをVANの石津謙介氏(下写真)が日本の若者が着れるようにアメリカのキャンパスウェアを目指して日本に持ち込んだのが(日本流の)アイビールックです。

 

60年代日本のアイビールック=VANといっても過言ではないですね。

 

 

アイビーに必要なアイテムと着こなし

 

・アイビーカットと呼ばれる七三分け

・アイビーキャップ(小ぶりのハンチング) 

・三つボタンのジャケット

・ボタンダウンシャツ

・丈の短いコットンパンツ

・コインローファー

・スリッポンシューズetc

 

 

簡単に言うとかっちりした品のいい格好ですね 笑。

着こなしはこんなイメージ。森山未來の衣装はVAN。

 

※周りの人もそれっぽい雰囲気ですが、衣装はVANではありません。

VANに電話して問い合わせたところ、「VANが衣装提供したのは森山未来のみ」との回答を受け取りました。

 

(「ALWAYS三丁目の夕日'64」金曜ロードSHOW!公式アカウントより)

 

右上の写真のように1964年、銀座のみゆき通りに、独自の解釈を加えたアイビールックにVANの紙袋を持ってたむろした若者たちがいました。

 

当時、社会現象になったみゆき族と呼ばれた集団です(批判が高まりすぐに終息)。

 

映画でアイビーを知る

 

映像で観るのが一番なので、60'sアイビールックな映画をご紹介。

 

前述の映画「ALWAYS三丁目の夕日'64」(2012)に加えて、「あの娘と僕 スイム・スイム・スイム」(1965)も衣装提供VAN。

 

カーディガンにボタンダウンシャツを合わせた衣装が印象に残ります。橋幸夫主演の青春ラブストーリー。

 

「あの娘と〜」はスタイリッシュではないかも 笑。映画の雰囲気に馴染むファッションといいますか……。

 

 

余談ですが、「栄光への5000キロ」(1969)は衣装考証が石津謙介氏。

レーサーたちのユニフォームを担当した可能性が高いです。

 

レーシング時以外での石原裕次郎の衣装も石津氏ではないかと私は睨んでおります。

 

 

真相を確かめるべくVANに電話して問い合わせたところ、

 

「栄光への〜」のことはわからないが、レーシングメイトと提携してレースのユニフォームを作っていたことはあった。

 

(※アイビーブームも徐々に冷めていき、1978年にヴァンジャケットは一度倒産しています)

今のヴァンジャケットでは1978年以前の資料がないため、VANや石津氏が衣装を担当した60年代の映画は把握していない 

 

と回答を受け取りました。残念!

 

詳しく書くとキリがないのでブログサイズにまとめました。

ではまた次の更新で✋

 

【参考文献】

・「アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績」(花房孝典著/天夢人発行/2018/P26, P66-P70, P76-P77)

・「ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた」(磯前順一著/集英社新書/2013/P17)